2015年度 平成27年12月 5日開催
平成27年度 安全大会開会のご挨拶
本日は年末ご多忙のおり、環境維新会総会ならびに安全大会へ多数の皆様方にご出席頂きましたことに心より感謝申し上げます。
環境維新会も、会員の皆様方の並々ならぬご協力のもと、発足より早一期目が終了し11月1日より二期目へと活動のステージが移りました。
維新会の活動も発足初年度でありましたので不慣れな面も多々あり、皆様が満足いただける活動とまでは至らなかったのではないかと思います。今期は、先ほど総会で発表された計画活動にのっとり皆様方との親睦活動、各種資格取得及び技術力の向上、顧客満足度の向上等につながる活動を積極的かつ大胆に展開していければ幸いです。
昨年は、11月末の時点で軽微とは申せ5件の労働災害が発生いたしておりました。
今年は社をあげて労働災害の撲滅に努めてまいりましたが、おかげさまで現在11月末時点での労働災害は皆無であり「0災害」を達成いたしました。
これも、環境維新会という協力会組織の構築による活動及び相互の倫理観の向上による成果であろうと認識しております。この場をお借りして、皆様方のご協力とご厚情に対し心より御礼申し上げます。
さて、日本経済も順調に好景気感が継続しておりますことは喜ばしいことであります。ただし、これも永遠に継続することは考えられません。経済環境、景気には必ずある一定の周期で山もあり谷もあるものです。
いつかは訪れる景気低迷時に組織が生きる術を備えるためには、景気の良い時期からその準備をしていくことが重要だと私は考えます。景気に踊り、利益を組織の未来に投資できない企業体は必ず景気に大きく左右され苦境を招き入れます。
そのような苦境時を乗り切るために必要なことは、業界全体の問題として若年層の技術者や技能工の採用と育成を大きな倫理観のもと遂行し、景気に左右されない強靭な組織体を構築することが必要だと考えます。今後、外国人就労者が増えたとしても、ロボット工学が急成長しロボットが現場作業をやることができたとしても、それを指導指揮、操る技術者、技能工やプロジェクトマネージャーは不可欠です。この問題については、今後維新会の親睦活動の中で皆様方とセッションさせて頂きたく思います。
私は、いつも申しておりますが、建設業は物造りの代表的な業種であり、オーダーメイドの優良な成果品をお客様にお届けする夢のある仕事であると考えます。
そして建物を何人もの設計者、技術者、職方で協力して造り上げる非常に難易度が高く、皆のチームワークが要求される崇高な業種であるとも認識しております。
現場という場所は物の製造をしている所ですから、どうしても活動の中心は生産となります。そして誰でも、安全・品質・生産・コストなどの仕事に優先順位をつけてしまうのが常だと思います。しかしながら、建設に携わる者の倫理観上、そこに絶対あってはならないのは労働災害と品質事故であります。
品質事故は顧客の財産に痛手を負わすとともに、何年もかけて構築した信頼を一瞬にして失います。労働災害はさらに重篤な結果として、自分の人生や家族の人生を大きく変えてしまいます。安全を軽視して事故に合い、いくら高額の労災や保険金がおりても、人の命以上の対価とは成り得ずある日突然家主を失った家族は、一生その悲しみや寂しさを背負い生きていくこととなります。
今後、弊社としても労働安全施策の向上には日々努めてまいりますが、どうかご列席の皆様方におかれましても、店社の社員の皆様に、安全への意識の向上は自分の未来に対しての戒めであることをお伝え願えれば幸いです。
最後になりますが、年末も無事故無災害で、ご列席の皆様方が明るいお正月をお迎えになられますことと、皆様方のますますのご健勝を祈年いたしまして開会の挨拶にかえさせていだだきます。
環境維新会も、会員の皆様方の並々ならぬご協力のもと、発足より早一期目が終了し11月1日より二期目へと活動のステージが移りました。
維新会の活動も発足初年度でありましたので不慣れな面も多々あり、皆様が満足いただける活動とまでは至らなかったのではないかと思います。今期は、先ほど総会で発表された計画活動にのっとり皆様方との親睦活動、各種資格取得及び技術力の向上、顧客満足度の向上等につながる活動を積極的かつ大胆に展開していければ幸いです。
昨年は、11月末の時点で軽微とは申せ5件の労働災害が発生いたしておりました。
今年は社をあげて労働災害の撲滅に努めてまいりましたが、おかげさまで現在11月末時点での労働災害は皆無であり「0災害」を達成いたしました。
これも、環境維新会という協力会組織の構築による活動及び相互の倫理観の向上による成果であろうと認識しております。この場をお借りして、皆様方のご協力とご厚情に対し心より御礼申し上げます。
さて、日本経済も順調に好景気感が継続しておりますことは喜ばしいことであります。ただし、これも永遠に継続することは考えられません。経済環境、景気には必ずある一定の周期で山もあり谷もあるものです。
いつかは訪れる景気低迷時に組織が生きる術を備えるためには、景気の良い時期からその準備をしていくことが重要だと私は考えます。景気に踊り、利益を組織の未来に投資できない企業体は必ず景気に大きく左右され苦境を招き入れます。
そのような苦境時を乗り切るために必要なことは、業界全体の問題として若年層の技術者や技能工の採用と育成を大きな倫理観のもと遂行し、景気に左右されない強靭な組織体を構築することが必要だと考えます。今後、外国人就労者が増えたとしても、ロボット工学が急成長しロボットが現場作業をやることができたとしても、それを指導指揮、操る技術者、技能工やプロジェクトマネージャーは不可欠です。この問題については、今後維新会の親睦活動の中で皆様方とセッションさせて頂きたく思います。
私は、いつも申しておりますが、建設業は物造りの代表的な業種であり、オーダーメイドの優良な成果品をお客様にお届けする夢のある仕事であると考えます。
そして建物を何人もの設計者、技術者、職方で協力して造り上げる非常に難易度が高く、皆のチームワークが要求される崇高な業種であるとも認識しております。
現場という場所は物の製造をしている所ですから、どうしても活動の中心は生産となります。そして誰でも、安全・品質・生産・コストなどの仕事に優先順位をつけてしまうのが常だと思います。しかしながら、建設に携わる者の倫理観上、そこに絶対あってはならないのは労働災害と品質事故であります。
品質事故は顧客の財産に痛手を負わすとともに、何年もかけて構築した信頼を一瞬にして失います。労働災害はさらに重篤な結果として、自分の人生や家族の人生を大きく変えてしまいます。安全を軽視して事故に合い、いくら高額の労災や保険金がおりても、人の命以上の対価とは成り得ずある日突然家主を失った家族は、一生その悲しみや寂しさを背負い生きていくこととなります。
今後、弊社としても労働安全施策の向上には日々努めてまいりますが、どうかご列席の皆様方におかれましても、店社の社員の皆様に、安全への意識の向上は自分の未来に対しての戒めであることをお伝え願えれば幸いです。
最後になりますが、年末も無事故無災害で、ご列席の皆様方が明るいお正月をお迎えになられますことと、皆様方のますますのご健勝を祈年いたしまして開会の挨拶にかえさせていだだきます。
平成27年12月5日
株式会社環境装備エヌ・エス・イー
代表取締役 中岡 勉
株式会社環境装備エヌ・エス・イー
代表取締役 中岡 勉
式次第
特別講話
(1) マイナンバー制度について
(2) 中高年令者の健康管理
優良表彰
(1) 協力会社
(2) 社員
閉会
マイナンバー制度について
中高年齢者の健康管理